最後にロックミシンの針交換をしたのはいつですか?

今あなたが使っているロックミシンの針、最後に針交換をしたのはいつだったか覚えていますか?

もし、記憶にございませんという方は、このまま最後まで読み進めていただければと思いますし、定期的に針交換をしているという方であれば、このページから離脱していただいてかまいません。

ミシンの針というものは基本的に消耗品であるため交換が必要なのですが、なぜ交換が必要なのかあまりピンときていない方もおられるのではないかと思います。

そこで今回は、ロックミシンの正しい針交換方法と、針交換の必要性についてご紹介していきます。

それでは一緒に見ていきましょう。

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まず、ロックミシンの針の交換方法ですが、針を交換するためには、針カブ(針が取り付けられているところ)に付いている、針止め用のネジを専用のドライバーで軽く緩めたのち、針を指で抜き取ります。

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家庭用のロックミシン針であれば、針の幹がかまぼこ状になっているので、平らな面を後ろにした状態で、針カブに差し込み、針止め用のネジを締め込みます。

このとき気をつけたいのが、針止めのネジを締め切るまでは、針をつまんでいる指を離さないということです。

指を離してしまうと、針がわずかに下に下がった状態でネジで固定されてしまうことがあり、そのままでは針と縫い目を形成するための部品であるルーパーの位置関係が狂ってしまい、縫い目に影響を与えてしまいます。

明らかに目で見てわかるくらい針が下に下がっている場合は発見も容易なのですが、そうでない場合はなにかトラブルが起きるまで気が付かないことがあります。

もし、針を交換した途端調子が悪くなってしまった場合は、キチンと針が針カブの奥まで刺さっているのかを確認してみましょう。

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針を交換しなくてはいけないとわかっていても、なぜ針を交換する必要があるのかというのは意外と知らないものですよね。

ロックミシンにはルーパーという縫い目を形成する為の部品があり、ミシンの動きと連動して左右に動きます。

このルーパーと針が最適な位置とタイミングで接近したり、離れたりすることで綺麗な縫い目が形成されていくのですが、針が針カブの奥まで刺さりきっていなかったり、曲がっていたりすると、この位置関係が崩れてしまいます。

生地によってはそのまま縫える場合もあるのですが、もし大幅に針が下がった状態になってしまうと、本来当たるはずのない場所に針が当たってしまい、針先が潰れてしまったり、他の部品に傷をつけてしまう可能性があります。

針先が潰れてしまうと、生地の繊維を傷める原因になりますし、他の部品に傷をつけてしまうと、その部分に糸が引っかかるなどして縫い目に悪影響を与えてしまうこともあるんです。

針の曲がりに関しても同様で、曲がってしまった分だけ本来針が落ちるべき場所からずれてしまうため、部品に傷をつけたり、目飛びや糸切れなどのトラブルに発展してしまうこともあります。

一度ついてしまった部品の傷は研磨などをしない限り残ったままになるのですが、研磨作業をお家でするのはなかなか難しい部分があるため、基本的にはお近くのミシン屋さんを頼ることになり、その都度出費が発生するため、財布に優しくありません。

本来避けられるはずのトラブルに遭遇してしまわないようにするため、針の交換は正確に行いたいものですね。

 

 

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以上が、ロックミシンの正しい針交換方法と、針交換の必要性についてのご紹介でした。

ミシンの針にかかる費用を節約するため、針交換は極力行わないという方もいらっしゃいますが、それが原因でミシンの部品を痛めてしまうと、ミシン屋さんへ修理送りになってしまい、針を買うよりも遥かに高い費用が発生してしまうことになります。

日常的にミシンをお使いになられる方は、定期的な針交換を実践し、無用なトラブルを未然に防げるよう心掛けておきましょう。

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それでは、またね。